🏨 積善館山荘のお部屋レビューはこちらをご覧ください。
群馬・四万温泉の名宿「積善館」。歴史ある木造建築と静かな温泉街の情緒に惹かれて宿泊したこの日、私は佳松亭のロビーにある席で夕食と朝食をいただきました。
温泉宿での食事は旅の楽しみのひとつですが、今回の滞在では「料理の温度」や「出来立て感」という点で、少し物足りなさを感じる結果に。率直な印象をまとめてみます。
🍽️ 会場の雰囲気と食事スタイルについて
夕食は、チェックイン時に利用した佳松亭ロビーの一角に設けられた席でいただきました。
大きな窓から中庭が見える開放的なスペースで、全体を見渡せるような造り。言ってしまえば「大広間」といった雰囲気です。
ここ数年、温泉宿では個室や仕切りのある空間で静かに食事をいただくことが多かったので、最初は少し戸惑いました。
隣のテーブルとの距離も近く、他の宿泊客の声や動きが自然と耳に入ってきます。落ち着いて味わうというよりも、“会場で食べている”という感覚に近かったです。
積善館自体は建物の趣や照明の柔らかさが本当に美しく、ロビーの雰囲気も素晴らしいだけに、もう少し静かな食事空間だったら…という惜しさが残りました。
⬇️ チェックイン時の広間。

夜の食事会場入り口の雰囲気 ⬇️ 照明でやや雰囲気は変わります。

📷 この記事で使用している写真はこのカメラで撮りました
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🍱 2. 夕飯の料理の印象 ― 味・温度・構成
全体的に感じたのは「冷めている」印象。どれも出来立ての温かさがなく、盛り付けされた皿がキッチンにずらりと並んでいて、それらを順番に運んできただけ、というのが想像できてしまいます。これって、お弁当の献立を一品ずつバラバラにテーブルに持ってきてるのと同じじゃないか。と思うのです。
料理の“温度”はとても大事にしたい。熱々のまま出てくるだけで、味の印象はまるで違う。
今回は全てのメニューにおいてそれが全く感じられず、“作り置き感”が漂っていました。
強いて言えば、お刺身だけはとても美味しかったです。海のない山奥の宿なのに。冷たい料理だけど(笑)、これには救われたような気がしました(笑)。
正直なところ、積善館 山荘では「料理は付録」くらいに思って泊まるのがちょうどいいかもしれません。食事を目的にするより、温泉や建物の雰囲気をメインに楽しむ方が満足度は高いと思います。


⬇️ 冷めたお椀に形の崩れた椀種、無言になりました。




⬇️ 油脂の多い牛肉にカダイフを盛大にまとわせて油で揚げる…、牛脂と揚げ油しか感じない謎料理。もちろん、これも冷めてました。上州和牛、とのことですが、これでは全く素材を活かしてないと思いました。


🍳 3. 朝食 ― 期待値と実際
夜の食事でがっかりしていたので、翌朝の朝食に対しては正直、すでにあまり期待していませんでした。
そして残念ながら、その予感は的中。
和朝食の内容としては一般的で、焼き魚や卵料理、小鉢などが並んでいましたが、こちらも“出来立て感”は感じられず。
温泉宿の朝食であの「湯気が立つ瞬間」を楽しみにしている身としては、どこか淡々とした印象に終わりました。
食材の質自体は悪くないのに、温度や提供のタイミングひとつで印象が大きく変わってしまうのを実感しました。





🏨 4. 旅館・料理会場の補足情報
旅館は「本館」「山荘」「佳松亭」の3つの棟に分かれており、山荘や佳松亭では基本的に会場食スタイル。
佳松亭の一部客室(特別室・貴賓室)では部屋食のプランもありますが、人数やプラン内容によっては大広間での提供となります。
個室での食事を希望する場合は、予約時にしっかり確認するのが安心です。
🌿 5. まとめ ― 向いている人・注意したい人
💕 向いている人
- 歴史ある宿の雰囲気や建築美を楽しみたい方
- 温泉と空間をメインに、食事は雰囲気の一部として味わいたい方
- ボリュームや品数を重視し、味より“宿泊体験全体”を楽しむ方
⚠️ 注意したい人
- 出来立ての料理や提供タイミングの良さを重視する方
- 落ち着いた個室・仕切りのある空間で食事をしたい方
- 食事を旅のメインイベントとして考えている方
