「最近、ちゃんと寝てるはずなのに疲れが抜けない…」
「寝だめしてるのに、なんで週明けがしんどいの?」
そんなモヤモヤを抱えている人に、今回の動画は刺さりまくります。
世界的ベストセラー『Why We Sleep』で知られる睡眠研究のトップ、
マシュー・ウォーカー博士が語ったのは、
“私たちが信じてきた睡眠の常識のほとんどが間違っている”という衝撃の事実。
特に印象的だったのは、次のような話です。
- マグネシウムは、実はほとんどの人の脳に届いていない⁉
- “週末の寝だめ”はむしろ心疾患リスクを57%も上げる⁉
- 最も睡眠を改善するのは〈時間の規則性〉である
- 深い睡眠は、あなたの寿命・記憶・免疫まで変えてしまう
動画を見終わったあと、
「もっと早く知りたかった…!」と思えるほどの情報が満載です。
この記事では、
博士が語った “科学的に正しい睡眠の取り方” を、
読みやすく、テンポよく、わかりやすく まとめていきます。
寝つきが悪い人、夜中に目が覚める人、
あるいは「睡眠負債」に心当たりがあるすべての人に、
きっと役立つ内容になるはずです。
🧑🔬 出演者紹介

■ マシュー・ウォーカー(Matthew Walker, PhD)
- カリフォルニア大学バークレー校 教授(神経科学・心理学)
- 睡眠研究歴 20年以上
- ベストセラー著書:
- Why We Sleep(邦題:睡眠こそ最強の解決策である)
- ポッドキャスト「The Matt Walker Podcast」ホスト
- TEDトークは累計 2,000万回以上再生
- 世界的な睡眠研究の第一人者として知られる

■ The Diary of a CEO(番組ホスト:Steven Bartlett)
- YouTube登録者数:1360万人
- Spotifyでは英国トップクラスのビジネス系ポッドキャスト
- 著書:
- 起業家としての背景と、世界トップ専門家を次々に招く対話形式が人気
🌡️🧬 睡眠は「体のすべて」を書き換える
博士は冒頭で、睡眠の影響力をこう強調します。

睡眠は “贅沢品” ではなく、生物学の根本です。
🔸 睡眠不足になると、711もの遺伝子が変化します。
その結果、例えば、次のような変化が起こります。
- ストレス・老化に関わる遺伝子が乱れ → 体内年齢が加速する
- 免疫力を司る遺伝子が低下 → 風邪や感染症に弱くなる
- 炎症を促す遺伝子が活性化 → 慢性炎症の状態が続きやすい
- がん・心疾患に関連する遺伝子の働きが悪化 → リスク上昇
人間関係・判断力・食欲の乱れまで睡眠が支配している、というのが博士の主張。
⏰💥 最大の“睡眠の敵”:不規則な睡眠時間
博士が何度も繰り返すのが
「睡眠の“規則性”こそ最重要」 という点。

睡眠時間の“ばらつき”は、死亡率を49%上げます。
さらに…

週末に寝だめをする人は、
心疾患のリスクが 57% 増加する。
これは身体の「概日リズム(サーカディアンリズム)※」が乱れるため。
※概日リズム…昼夜のリズムに基づく身体時計。
😴💰 “睡眠貯金”は本当にできる? 新しい研究結果
博士は意外な新知見も紹介。
Dr.Walker睡眠不足期間が来ると分かっているなら、
その前に sleep banking(睡眠貯金)をする価値があります。
つまり:
- 数日前から+1~1.5時間長く寝ておく
- 睡眠不足になった当日の“脳のパフォーマンス”が低下しにくくなる
という効果があるとのこと。
寝だめはダメだが、
前倒しの睡眠確保は有効——という違いが重要。
📱⚡ スマホと光が“静かにあなたの深い睡眠を奪う”
ブルーライトよりも問題なのは、

スマホが“あなたの注意”を奪うことです。
寝る前のSNS・メールチェックは
脳が「まだ活動すべきだ」と誤認し、
深い睡眠が大幅に減少する。
さらに驚きなのは:

📱スマホを夜に使う習慣は、やめてから“1週間”脳に残る
だから博士はこう提案します:
- 寝る60分前から「デジタル断食」
- 画面ではなく “心拍を落とす活動” に切り替える
🌙🩺 メラトニンの誤解:「睡眠薬」ではない

メラトニンは“眠りを深くする”ものではありません。
正しくは:
- 眠気シグナルを出す“タイミングホルモン”
- 睡眠の質を上げる薬ではない
- ジェットラグや体内時計の調整に使うもの
さらにアメリカでは
🟥 10mg〜20mgという“過剰摂取”が蔓延している問題
➡ 逆に朝の覚醒を妨げる危険がある
と博士は注意喚起。
💊⚠️ そして本題:マグネシウムは眠りに効くのか?
この動画のタイトルにもある部分です。
博士の結論はこうです:

マグネシウムの多くの形態は、脳に届きません。
理由
- 血液脳関門(Blood-Brain Barrier)※を通過しない
※脳を守るために外部物質を遮断する“関所”
さらに博士はこう続けます。
Dr.Walkerもし“本当に効く”マグネシウムがあれば、
製薬会社が何百億もかけて承認を取りに行くはずです。
つまり——
筋肉の緊張をゆるめて体を落ち着かせる“間接的効果”はあるが、
“睡眠薬としての効果”は科学的には乏しい。
この部分はかなり強調されていました。
🧠🔥 REM睡眠は“心の治療室”である
博士が特に情熱を込めるのが、*REM睡眠の役割。
*REM睡眠は、脳が最も活発になり夢を見る睡眠段階で、感情の整理や記憶の定着に重要です。寝不足になるとこの時間が削られ、メンタルや集中力に影響が出ます。
REM睡眠中、脳は以下を行います:
- 感情のリセット
- トラウマの“書き換え”
- 記憶の統合
- 創造性の発揮
博士は例として
PTSDの患者の REM が妨害されると「悪夢が固定化される」ことを紹介していました。
🧪🧬 ショートスリーパー遺伝子は存在するが…ほぼ“当たらない”
博士が笑いながら言っていたのがコレ:

ショートスリーパー遺伝子を持つ確率は、
“雷に打たれるより低い”です。
つまり
ほとんどの人はショートスリーパーではない。
むしろ
- 睡眠不足になると食欲が乱れる
- ジャンクフードを欲する
- ダイエット効率も悪くなる
と博士は例示を挙げながら説明していました。例えば…
レプチン(満腹ホルモン)が下がり、グレリン(食欲ホルモン)が上がる。 → いつも以上に「お腹がすいた」と感じる。
睡眠不足は脳の報酬系が過剰に反応し、高脂肪・高糖質の食べ物に異常な魅力を感じるようになる。
博士の紹介した研究では、睡眠不足の人は1日300〜500kcal多く食べてしまうというデータも。
睡眠不足だと、失う体重の80%以上が筋肉。 十分睡眠を取れている場合は、失う体重の70%が脂肪。 → 同じ食事制限でも、睡眠不足は“脂肪が落ちず筋肉だけ減る”。
インスリン感受性が40%低下し、血糖処理がうまくいかず太りやすくなる。
( いやいや…、悪いことだらけじゃないですか…。)
✨ まとめ|睡眠は“未来の健康投資”そのもの
睡眠不足は、単なる「疲れ」では済みません。
711もの遺伝子が変化し、免疫・炎症・ホルモン・精神面まで影響が及ぶことが最新研究で明確になっています。
特に重要なのは次の3点です。
- 睡眠は全身のメンテナンス時間であり、削るほど未来の健康を先取りで失う
- 免疫・炎症・心血管リスクなど、生活習慣病につながる遺伝子の働きが悪化する
- 睡眠の質は、メンタルの安定・記憶力・ダイエット効率にも直結している
つまり、
「睡眠を整える=翌日の自分だけでなく、10年後の自分を守る」
ということ。
もっと詳しく知りたい方は、Dr.ウォーカーの本をぜひ⬇️
📝 私の感想
今回のインタビューを見て感じたのは、
“睡眠は努力ではなく環境づくりが9割” ということです。
サプリよりも、最新ガジェットよりも、
・寝る時間をそろえる
・光を減らす
・脳に静かな時間を与える
など、当たり前の習慣こそが一番効く。
実際、私自身も睡眠が乱れると、
甘いものが欲しくなる・情緒が不安定・朝から疲れている…
すべて博士の説明とリンクしていて驚きました。
睡眠時間を削って勉強し、働くことが良いこと、とされていた時代に育ったせいで、
今までの人生でどれだけ健康に害を与えてきたんだろう、
そして睡眠不足のせいで、どれだけ効率の悪い勉強や仕事の仕方をしてきたんだろう、と
思わずにはいられませんでした。
「睡眠は人生の土台」
そんな当たり前のことが、一番後回しになりがち。
今日からまた、自分の睡眠とちゃんと向き合おうと思いました。
🧺 折りたたみ式:引用・参考文献一覧
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出典:YouTube「The Diary Of A CEO」
世界No.1睡眠専門家:マグネシウムは効果なし!この習慣で心疾患が57%増加
出演:Matthew Walker, Steven Bartlett
トランスクリプト:YouTube字幕より取得
著書:Why We Sleep(Matthew Walker)
関連論文:睡眠と寿命の関連、睡眠と遺伝子発現など
💌 アヴェニオラからメッセージ

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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